こんな人におすすめ!
- モニターの下を有効活用したい!
- ノートPCのサブモニターを上の位置に置きたい!
- すでにモニターアームを使用しているがアームの部分が煩わしく感じている
こんにちは、みずまるです。
ディスプレイの位置や角度を自由にいじることができたり、ディスプレイ下のスペースを有効活用できることからモニターアームを使用している方は結構いらっしゃると思うのですが、デメリットとして小さいデスクを使っている場合、モニターアームの脚をクランプする場所やアームの角度をうまく調節しないと逆に場所を取ってしまうことがあります。

これまでグリーンハウスのガススプリング式やBESTEKの簡易的なものや2枚同時に取り付けられるやつなどいろんなモデルを使ってきたのですが、すべてアームが付いているものでストレートタイプのものは使ったことがありませんでした。
ストレートタイプのモデルがあることは知っていたものの、可動範囲が狭いことから避けていたところがあったのですが、モニターの下がスッキリするのであればアームの部分がないシンプルなもののほうが良いではないかと思い実際に購入してみることにしました。
- 高さが10段階で調節できるから、ノートパソコンの上にモニターを配置できる!
- 左右の可動範囲は上下左右共に±45°
- クランプ部分が小さいからモニターの下を有効活用できる!
- ディスプレイの取り付けが非常に簡単!
- 高さを一番下にしてもちょっと高めかも。
- 組み立てに使用する工具もすべて入っているので用意する必要がない!
カラーは2色展開!
メインディスプレイってそもそもそんなに動かすことないよね

デスクトップパソコンで複数モニターを使用して作業する場合、メインモニターが自分の正面にあってその左右にサブモニターが来ると思うんですけど、サブモニターのアームは角度や位置が気になってたまに動かすことがあってもメインのモニターを動かすことってほぼないですよね。
まあ、それは人によるでしょと言われてしまえばそれまでですが、これまで色んな配置でデスクを構築してきましたが僕の環境の場合メインモニターのアームを触ることがほぼなかったので、そんなに可動範囲がないシンプルなやつでも代わりが聞くんじゃないかと思ってストレート型のシンプルなものを選んでみました。
サンワダイレクト モニターアーム 100-LAC002の特徴

- 高さが10段階で調節できるので、ノートパソコンの上にモニターを配置できる
- 左右の可動範囲は上下左右共に±45°
- モニターを浮かせることで空いた下の隙間を有効活用できる
- ディスプレイの取り付けが非常に簡単
- 組み立てに使用する工具もすべて入っているので用意する必要がない
サンワダイレクト モニターアーム 100-LAC002の付属品

- 支柱本体
- VESA規格のマウント
- ネジ
- 専用工具(ドライバーなど)
- クランプ、グロメット用の金具
- 説明書

専用の工具がすべて揃ってるから別途用意する必要がないよ!
サンワダイレクト モニターアーム 100-LAC002を組み立てて設置してみよう
今回筆者はクランプ式でデスクに設置してみようと思います。
組み立ての際はネジをしっかり締めましょう!
締めがあまいと支柱が歪んだりモニターが落下してしまうおそれがあります!!
まずは支柱の下部にクランプ用の金具を設置していきます。


最初に「クランプ(上)D」というパーツを六角ネジの長い方(M6x18)を使って取り付けます。
(ネジやレンチは↓のパウチのような袋の中に入っています。)




次に小さい段ボールの中に入っている「クランプ(下)C」というパーツを六角ネジの短い方(M6x10)を使って取り付けます。
ここで取り付ける際に本体側にネジ穴が3つありますが、デスクの天板のの厚みに合わせてネジの位置を変えておくと天板に取り付けるのが楽になります。


これでクランプする側の組み立ては終わりなので、一旦デスクの適当なところにはめてみて「グラつきがないか」や「しっかりとクランプ出来ているか」を確かめておきましょう


足側が完成したら次にモニター裏の VESAマウントに専用のアタッチメントを付けていきます。
また、この際ディスプレイを硬い所に置いて作業をすると液晶に圧がかかって割れてしまう恐れがあるので必ずクッション性の高い毛布などを敷いて作業をしてください!


ディスプレイ側のネジ穴に窪みがある場合は、上の画像のように黒いゴムっぽいワッシャーみたいやつ(スペーサー)を乗せてください。(窪みがない場合は必要ありません)筆者はミスっています(汗


次にVESA用のブラケットをネジ穴に合うように乗せ、ワッシャーとネジ(M-A,M-B,M-C,M-D)を使って固定します。
このときに使うネジはディスプレイのネジ穴の規格によって違うので正しいものを使用しましょう。
また、ネジを締める際は対角線上に順番に軽く締めていき、最後に増し締めするようにすると締まりが均等に鳴ります。


ストレートタイプのモニターアームは可動範囲が少ない為、一度設置してしまうと万が一位置が好みじゃなかったときに移動が大変になってしまうので一度デスクに座ってみてディスプレイを設置したい位置に何か物を置いて位置決めしておくと良いです。


支柱を天板にクランプで来たら、次はいよいよモニターを取り付けていきます。
その前に、支柱の上部に画像のようにネジが2箇所あるのでそれなりにガッチリ締めておきましょう。
(ディスプレイを取り付けたあとでも角度の調整は出来ます)
ここのネジがしっかり締まっていないとディスプレイが急に傾いてきて破損する恐れがあります。


上の画像のようにブラケットと支柱は上からスライドする形で簡単に取り付けることができるので慎重にドッキングしましょう。


最後にドッキングした部分がグラつかないように「ツマミK」というネジを使用してしっかりと固定してください。
これで組み立てと設置は完了です!


付属品に簡易的なケーブルをまとめるケーブルコームが付属してきます。
必要に応じて支柱の裏側に貼り付けましょう。


こんな感じ。


ただ、このケーブルコームはかなり小さいので何本ものケーブルをまとめておくことは出来ません。
僕のモニターの場合は電源ケーブル一本が限界でした。
ディスプレイの高さ調節について


Amazonのレビューなどにも書かれていましたが、支柱とブラケットを固定する位置が結構上の位置にあるのでディスプレイを一番低い位置にセットしても結構高めになってしまいます。
筆者の場合はこのモニターアームを買う前からディスプレイの位置を少し上に持っていきたいと思っていたのであまり違和感を感じていませんが、もっと低い位置に置きたい方にとっては少し首が疲れるかも知れません。
ちなみに高さの加減はこんな感じ↓(逆光のため一部彩度調整有)




LGの17インチモニターを取り付けた場合、一番低い位置で隙間が16.5cm、一番高い位置で35.8cmあります。
たしかに自分の目で確認してみても少し高さがあるかなと思います。
また、個人的に盲点だったのがこれまでディスプレイの後ろに半分隠す感じでスピーカーを設置していたのですが、このモニターアームはディスプレイを手前に持ってくることが出来ないのでスピーカーを隠す場所がなくなってしまいそのスペース分高さを設ける必要が出てきてしまいました。筆者の環境の場合では一段階上げるだけで済んだのでそこまで使用感もマイナスにはなりませんでしたが、ディスプレイ下に物を置く場合は購入する前にサイズ感をシミュレーションしておくと良いと思います。



ちなみに高さ調節には一切工具はいらないよ!
支柱の上の部分を持ち上げるとカチッカチッと言う音が鳴って10段階まで調節できて、11段階まで持ってくると自動で一番下まで下ろすことができる!
100-LAC002のメリット
サンワサプライのストレートアームを選ぶメリットをまとめてみました。
支柱のみでアーム部分がないからディスプレイ裏がスッキリする


これまで支柱からアームが生えてるタイプのモニターアームを長いこと使ってきたんですけど、正直メインモニターを動かすことがほぼない方(僕も含め)にとってこのアーム部分って結構邪魔なんですよね。
支柱を別のところにクランプしてアームだけを伸ばすという方法もありますが、それでもなんだかんだ邪魔だなあっって思ってたんですけど、この支柱に直でディスプレイを取り付けられるモデルを使うようになってからその煩わしさが一切消えました。
その分ディスプレイ下に小物を置いたり場所を有効活用できるようになったので部屋自体があまり広くない方には特におすすめです。
ディスプレイの取り付けがめっちゃ簡単




これまで使ってきたモニターアームたちがどれもアームにディスプレイを直でネジ止めするタイプのものばかりだったのでいつか落として壊しそうだなーって思ってたんですけど、このモデルはディスプレイにネジ止めする部分と支柱が別々になっていて最後にドッキングするだけなので重たいディスプレイでも簡単に設置できます。



まじ便利。全部これになってほしい。
高さの可動範囲がめっちゃ広い




高さ調節に工具がいらないのもかなり良い点だと思います。
高さは10段階で調節でき、一番上まで引っ張ると一番下まで下げることができるようになっています。
一番高い位置にすると40cm程度まで上げることができるのですが、なんでこんなに上げられるようになってるだろうって考えてみた所、個人的にはノートパソコンのサブディスプレイとして使用したり昇降できるタイプのデスクを使っている方の調節用なんじゃないかともいます。


13インチのMacBook Airを置いてみるとこんな感じ。27インチのディスプレイを付けた環境だと三段階ぐらい上げればパソコンの上に持ってくることが出来ます。



会社やお店のサイネージ看板としても使えそうだね
100-LAC002のデリット
ディスプレイを低い位置で使いたい人には不向き


やはり高さが出せるところが売りな反面ディスプレイを低い位置で使いたい方にとっては不向きになってしまうところがあります。



ディスプレイは位置が高いほうが姿勢が良くなるからウンヌンカンヌン
100-LAC002に関してありそうな質問
- 100-LAC002は角度や位置を調節することが出来ますか?
-
角度は上下左右共に±45°まで調節することが出来ます。
また高さは10段階で調節することが出来ますが、
ディスプレイを手前や奥に持っていくことは構造上できません。 - 100-LAC002を組み立てる際、どのような工具が必要ですか?
-
組み立てに必要なドライバーや六角レンチ、ネジなどはすべて同梱されているので別途自分で用意する必要はありません。
強いて言うなら箱を開けるときのハサミやカッターはあるといいかも。
- 100-LAC002は支柱の中に配線を隠すことは出来ますか?
-
支柱の中に隠すことは出来ませんが、簡易的なクリップが付属してくるのでディスプレイの電源ケーブル一本ぐらいであればくくることが出来ます。
様々な配線をまとめたい場合は別途束ねるものを用意したほうが良いかも知れません。
筆者おすすめ
100-LAC002のレビューまとめ


- 支柱からアームが生えていないからディスプレイ裏がスッキリする
- 組み立てに工具を用意する必要がない
- 高さ調節の範囲がかなり広い
- デスクにクランプする部分が小さいから場所を取らない
- 支柱とブラケットが別々だからディスプレイの取り付けが簡単
- もう少し低い位置まで下げられる仕組みだと尚良かったかも
- ケーブルを束ねるコームが小さすぎる
サンワサプライのストレートアーム 100-LAC002をレビューしました。
筆者がこの商品を買った狙いとしてはアーム部分が邪魔だから取っ払いたいということだったのでデスク下もかなりスッキリして非常に大満足です。
強いて口出しするなら、デスクにクランプする部分をもう少し大きくしてもいいから支柱とブラケットまでの位置を気持ち3cmぐらい伸ばして、高さももう気持ち5cmぐらい下げられるような仕組みになっていればめっちゃ良かったのかなと思います。
現状の商品でも筆者的にはかなり満足できる製品だったのでマイナーチェンジモデルなんかが出たらそっちも試してみたいですね!
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