こんにちは、みずまる(@mizumarublog)です。
ついに2022年6月7日深夜2時から開催されたWWDCにてM1チップの新型に当たるM2チップが搭載されたMacBook Air とMacBook Proが発表されましたね!
この記事ではM1チップとM2チップの違いや、新型MacBookシリーズがどんな方におすすめなのかを解説していこうと思います。
新型M2チップと従来のM1チップの違い
日本時間2022年6月7日深夜2時から開催されたWWDCにてApple siliconの新型チップが発表されました。
その名もM2。
さまざまな場面でスペックアップが施され、より作業の効率化が期待できます。
グラフィック性能
従来のM1チップでは最大8コアのGPUを積んでいたのに対し、M2では最大10コアのGPUを搭載する事ができるため、写真の編集から4K,8Kの映像編集まで様々の場面において最大35%処理が高速になります。
動画編集
→最大1.4倍
ゲームの映像処理
→最大1.3倍
画像の合成編集
→1.4倍
ProResビデオの書き出し
→3倍
画像のアップスケーリング
→1.2倍
動画編集時のフィルターやエフェクト処理
→1.2倍
ちなみにIntel Core i5を搭載したMacBook シリーズだと最大で15倍ものスペックアップを期待できます!
Apple silicon えぐすぎ
M2 MacBook Airのデザインが一新!
今回のM2 MacBook Airからデザインが一新され、M1 Pro/Max を搭載したMacBook Proに近いデザインになりました。
今までは画面の付け根から手前のトラックパッド側にかけてだんだん薄くなっていくようなデザインでしたが、M2 MBAでは厚みは均等になり全体的に角張ったデザインになりました。
カラー
カラー従来のシルバー、スターライト(ゴールド)、スペースグレイに加えて新色のミッドナイトが追加されました。
黒というよりかはダークブルーのような色合いで今までのAppleデバイスに無い色合いになっています。
端子類
端子類は左側にMagSafe 3,Thunderbolt / USB 4 x2、右側に3.5mmのイヤホンジャックが搭載されています。
M1 Max/Ultra搭載MBPと同じくMag Safe3が搭載され充電中でもUSB端子を2発フルで使う事ができます。
といっても従来と変わらずUSB端子が2発しかないので不便さはまだ残るかなぁと思います。
音質が格段にアップ!
従来のM1 MBAはキーボードの左右の淵にスピーカーが搭載されていましたが、M2 MBAは画面と本体の付け根部分に四つスピーカー搭載されより低音がふくよかな迫力のあるサウンドを聴く事ができるようになりました。
またドルビーアトモスや空間オーディオにも対応しました。
この辺もM1 Max/Ultra搭載MBPと似たような感じですね!
画面出力は何枚まで、、、?
MacBookにApple siliconが搭載されるようになってから電力の関係で通常のM1搭載モデルだけ画面の外部出力が一枚しかできなかったんですよね。
普段からノートブックとしてしか使用しない方にとってはそんなに気にならない事ですが、自宅で複数のデバイスを繋いでクラムシェルモードとして使用する方にとっては画面が二枚以上出力できないのはけっこう死活問題ですよね。。。
筆者もM1 MacBook Airを自宅手ではクラムシェルモードで使用し、外出時は本体だけを持ち歩くような使い方をしているのですが、まぁ〜なかなか不便です。
ちなみにM1搭載Macでも画面も2画面以上出力する方法がないわけではなく、Display Linkという機能を搭載しているUSBハブを使用すれば何枚でも出力できるようにはなるのですが、そのDisplay Linkは仮想ディスプレイを物理的に表示させるような機能なのでDVDが再生できなかったり解像度の変更が不便だったりと何かと難点はあります。
では今回のM2を搭載したMBA/MBPはどうでしょう。。。
「1台の外部ディスプレイで最大6K解像度、60Hz」ということでやはり変わらずといったところでした。
そもそもM1,M2は低電力でサクサク動くというのが売りだったりするので、外部出力でデュアルディスプレイにするなんてことは想定されていないのかもしれませんね。
もっとタフに使いたいならM1 Max/UltraのMBPを買ってねということかもしれません。
M2 MacBook Proは立ち位置が微妙
今回のWWDCで実はM2が搭載されたMacBook Proも発売されています。
筐体のデザインに変更はなくただ中身が変わっただけということですが、
デザインそのまま、カラバリ少ない、液晶MBAより小さい、けどファンが付いてバッテリーが二時間だけ長持ちで+1万4000円というなんとも言えない仕様なんですよね。。。
これだったらみんなMBAの方を選ぶような気もしますが、ファンが搭載されているのでバリバリマルチタスクをこなす人向けなのかもしれません。
M2 MacBook Airは買うべき?
ここからは本題のM2 MacBook Airは買いなのかそうではないのかについていくつかパターンを用いて解説していきます。
職場でオフィスを使ったり、学生がレポートなどに使う場合
WordやExcelなどのオフィスソフトやZoomやDiscordなどのオンライン授業または会議で使用したい場合は現行のM1で十分かと思います。一応旧モデルのM1MBAもまだ販売されていますので、ネットサーフィンや簡単な文章作成などでしか使用しない場合はそこまでハイパフォーマンスなものも必要ないので、よほど新しい物好きでない限りは必要ないかと思います。
音楽制作に使用したい場合
音楽制作と言っても使用するDAWやトラック数、プラグインの種類にもよりますがバンドマンの方などでガッツリDemo制作に使いたいのであればM2 MBAは買うべきかもしれません。音楽制作は意外とメモリを食うので16GBまでしか選択できないM1よりも24GBまで使用できるM2の方が余裕があり、固まったり処理落ちしてしまう可能性も減ります。
動画編集に使用したい場合
動画編集もどれぐらい凝ったことをしたいのかにもよりますが、プロ仕様のPCを使用するほどガチガチの編集はしないけど簡単な編集ぐらいはやってみたいという方にはM2 MBAけっこうおすすめです。
というのも、動画編集はCPU性能もGPU性能もかなり酷使するのでスペックは高いに越したことはありません。
M1 Macでもそこそこパワーがありますが、M2の方がかなりスペックアップしているので動作がカクついてイライラするよりM2 MBAを使用して余裕のあるスペックで満足いく編集ができた方がいいですよね!
とにかく新しい物好きな場合
これはもう買いましょう。迷う必要とかないですね。特に新色のミッドナイトは新型MBAにしかないカラーなので外で使った日には「あら奥さんあそこに座ってる人新型M2チップ搭載 8コアCPU 10コアGPU 24GBメモリ 2TBストレージのMacBook Air使ってますわよしかもカラーがミッドナイトよ!」と自分の周りのマダムがその話題で持ちきりになります。最高ですね。一躍有名人です。買いましょう。
まとめ
今回のWWDCはシステムの方の発表も多かったですよね!
・ロックスクリーンのカスタマイズがかなり幅広くできるようになったiOS16
・テーマが4つ追加され睡眠トラッキングがさらに詳細になったwatchOS 9
・デスクトップを簡単に整頓できる「ステージマネージャー」、iPhoneをウェブカメラがわりにできるようにな ったり、バイオハザードが遊べるようになったmacOS Ventura
・デュアルディスプレイに対応してもはやパソコン同様のiPad OS
など魅力的なコンテンツがたくさんありました!
前回の発表会で「残すはMac Proだけですね。それはまたの機会にしましょう」的なことを言っていたので今回来るかなぁと思ったらまさかの次回に持ち越しでした(笑
M1 Maxを物理的に二つくっつけたM1 Ultraの時点でそんなスペック誰がつかうんと思うようなところもありますが、Mac ProはどんなCPUが搭載されるのでしょうかね、、、汗
M1 Ultraを四つ搭載したM1 explosionとか出してきたら面白いですね(そんなわけない)
今回は以上です!
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