こんにちは、みずまるです。
僕はたまにプライベートでドラムの演奏動画「叩いてみた」を作ることがあるのですが、
今回はクオリティーが高い叩いてみたの作り方の流れを簡単に説明していこうと思います。要所要所の細かい説明は別の記事で一つ一つ解説していこうと思うのでそちらもぜひご覧ください!
大まかな流れ
基本的に「叩いてみた動画」の作り方は2種類あって、
レコーディングをするかしないか で大きく変わってきます。
基本的にはこんな感じ。
※1→レコーディングと撮影を同時にやって手間を省くこともできます。
※2→スタジオのスピーカーで音源を流しながらドラムを叩いてそれを撮影するのは音が劣化するのであまりお勧めできません。
レコーディングしないほうが圧倒的に手順が少なく気軽にできそうな気もしますが、順を追って解説しながら長所と短所を解説していきます。
曲を決めてからスタジオを借りるまで
曲を決めて練習するまでは当然同じ作業ですが、レコーディングをする場合としない場合で借りるスタジオが変わってきます。
レコーディングする場合⇨Recブース付きのスタジオをレンタルする
Recブースというのはレコーディングしたものをパソコンでいじったりするための部屋です。
基本的にRecブースにはレコーディングに適したインターフェースやディスプレイ、モニタースピーカーなどが予め設置されています。
ドラムのレコーディングは他の楽器と比べてマイクを多く使うので頻繁にレコーディングをしない場合は自前ので揃えるよりこういう場所をレンタルしてしまったほうが圧倒的にお得ですね!
レコーディングをしない場合→普通のスタジオでOK
レコーディングをせずに叩いてみたを撮影する場合はマイクを立てたりしないので普通のスタジオで大丈夫です。
スマホで撮影する場合、スマホのマイクは正直あまり音質が良くないのでもしあまり気に入らない場合は別で楽器用のハンディーレコーダーというものがあるので別途用意してみると良いかもしれません。
レンタル機材について
ここが1番重要です。
レコーディングする場合
→マイク
マイクスタンド
キューボックス
三つ目のキューボックスはレコーディングする際に自分のドラムの音の返しや音源を聞いたり、Recブースにいる人と喋るために使います。
レコーディングしない場合
→特になし
レコーディングしない場合は特に必須でレンタルしないといけないものはありません。
ですが自分のセッティングに応じてシンバルスタンドや、スタジオによってはカメラ用の三脚やスマホようのクリップを貸してくれるとこともあるので持ち込み機材が多くて大変な方はレンタルしてみるといいかもしれません。
他にもサーキュレーター(扇風機)やミニテーブル、カメラなどスタジオによってレンタルできるものは結構違うので一度スタジオのホームページを覗いてみるといいかもしれませんね!
いよいよ撮影と素材作成に取り掛かる
いよいよ撮影に取り掛かります。
レコーディングをする場合音源をRecブースからCUE BOXに返してもらいそれに合わせて撮影します。
レコーディングしない場合は自分のイヤホンで音源を流してそれに合わせて演奏しているところを撮影します。
たまにスタジオのスピーカーで音源を再生しながら叩いている動画を目にしますが、圧倒的に音質が劣化するのでオススメはできません。。。
撮影する際、動画映えを気にする場合はレコーディング時カメラを回さず演奏技術全振りで収録し、映像用はRecを回さずパフォーマンス全振りで撮影し編集で合わせるとよりクオリティーが高い作品を作ることができます。
ただその場合、やはり人間なのでレコーディングと撮影時で全く同じ演奏ができない時があり動画が完成した時に映像と音がリンクしないことが多々あります。
編集から投稿まで
撮影が終わったら動画を作成します。
レコーディングをした場合は動画作成の前にMIXをする必要があります。
何も音をいじっていない状態だと不要な音域が入り込んでいたり、音にハリがなかったりするのでMIXという過程でDAWソフトを使用し、曲のジャンルに合わせた自分が納得いく音まで音の調整をします。
MIXが完了したら動画を作成します。
やることとしては
という感じになります。
最後のお好みは、歌詞を入れたり曲調に合わせてエフェクトを追加したりするといった感じです。
(ただやり過ぎてしまうとかえってダサくなってしまうので注意です…)
動画が完成したらあとは投稿すれば完了です!
YouTubeに投稿する場合はサムネイルという動画の表紙みたいなものを設定することができるので、余裕がある方は作ってみてもいいかもしれませんね!
以上が叩いてみたを作成する大まかな手順になります!
最後に、、
レコーディングした場合としなかった場合のメリット・デメリット
レコーディングした時
YouTubeに投稿した際視聴維持率がだいぶ良い。
当然ながら良い環境で収録した上でmixもしているので音に関するクオリティを満足するまで上げることができます。
YouTube等に動画を投稿した際もスマホで直撮りした時と比べて視聴者の満足度が高く視聴維持率がだいぶ高いです。
※視聴維持率とは閲覧者が動画を再生し始めてからどれぐらいの尺まで見ているかを平均化したものです。
レコーディングに関する知識がないとスムーズに進まない。
レコーディングする場合使うスタジオにもよりますが、基本的にドラムを叩くスタジオとレコーディングを操作するRecブースの2部屋借りることになります。
また、準備と片付けも通常より時間がかかるため長い時間借りることになり、こういったレコーディングできるタイプのスタジオは個人練習料金が適用されないことが多いので通常のバンド練習料金の1.5倍ぐらいかかってしまいます。
レコーディングしなかった時
撮影の手間がだいぶ少ないので気軽に挑戦できる。
こちらはスタジオを個人練習でレンタルし、カメラを立てて自分が叩いているところを撮影すればいいだけなので前者と比べて圧倒的にお金もかからず時間もかかりません。
使うカメラによっては音が割れてしまう。
当たり前のことですが設備のクオリティが明らかに違うので生音感満載の音になってしまいます。また、スマホやカメラの内蔵マイクを使う場合物によっては音が割れてしまうことがあります。もし気軽にもう少し音をよくしたい場合は上の方にも書きましたが楽器用のハンディーレコーダーを使うかスマホに外部マイクを接続して撮影すると音が綺麗になるのでぜひお試しください。
↓ハンディーレコーダー
といった感じで以上になります。
他にもPC環境についての記事なんかも書いたりしてるので是非ご覧ください!
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