こんにちは、みずまるです。
音楽制作や、ゲーム実況など何かと必要な場面が多いオーディオインターフェース。
値段はピンキリで下は7000円から上は何十万とたくさんの機種が販売されていますが、今回は2022年現在のオーディオインターフェースの選び方やおすすめ機種5選をご紹介していこうと思います。
オーディオインタフェースとは?
オーディオインターフェースというのは簡潔にいうとパソコンやスマホ、iPadなどに音声をきれいに収録させるための機械のことをいいます。
パソコンでDAWソフトを使って作曲をする場合ギターやベース、ボーカルなどを収録したくなった時はオーディオインターフェースを使用しないと基本的には収録できません。
他にもゲーム実況をする際の声の収録や、友達とDiscordなどで音声通話する時などにも使います。
オーディオインターフェースを選ぶ際に注意すべき点
オーディオインターフェースというのは7000円程度の安価なものから何十万とする高価な物まで幅広くラインナップされていますが、使う人によって最適な機種はだいぶ変わってきます。以下のポイントを参考に機種を選ぶと失敗しにくいかもしれません!
必要な入力端子と数
ギターやマイクなどはイヤホンをパソコンに刺す時などの端子とは違い、6.3mmの2極プラグやXLR端子というものが使われていることが多いです。自分が使いたい楽器やマイクのケーブルがどのようなものなのかを把握してから購入しないと、「買ったけど使えない…」ということが起きてしまいます。(XLRと6.3mmが両方させる端子もあります)
また、入力できる端子の数も重要です。ミキサーやオーディオインターフェースなどでは入力の数のことを「チャンネル数」と言います※例)入力が2つ→2チャンネル
例えばゲーム実況を2人でしたい場合、2人分のチャンネル数があった方がそれぞれの声を2つのトラックに分けて録音でき、動画編集時などに2人の声とゲーム音声のコントロールがしやすくなります。
他にもレコーディング時に複数のパートを一度に収録したい場合に、必要な分だけチャンネル数があると1度にレコーディングしてもそれぞれの別々のトラックで収録されるのでMIX時などに苦労しません。
音声をどのようにして流したいのか
オーディオインターフェースをパソコンに接続した場合、パソコンの音声をオーディオインターフェースから出力させることができます。
パソコンに搭載されているイヤホン端子でも聞くことはできますが、オーディオインターフェース側のイヤホンから出力させて聞いた方が音質がよかったります。
またその場合イヤホンで音声を聴きたいのかスピーカーをインターフェースに接続して流したいのかによっても必要な端子が変わってきます。
オーディオ関連の端子あれこれ – だからPA屋なんですってば Archive
モニタースピーカーから音声を流したい場合は特に注意する点が多く、スピーカーの機種によって採用している端子が違います。基本的には上の画像のTS,RCAが採用されていることが多いですが、中にはUSB接続するような機種もあり一概にはそれが正解というのはないので端子の互換性もしっかり調べるようにしましょう。
入力された音声をいかに劣化させないか
機種によっては入力された音が劣化しないようにプリアンプというものが搭載されています。この機能は価格帯によって良し悪しが結構変わり、ノイズが乗ってしまったり聞く人によっては音痩せして聞こえてしまうこともあります。
また、オーディオインターフェースとパソコンを繋ぐケーブルも重要で音をやり取りするのに特化したUSBケーブルというものもあり細部までこだわりたい方は検討してみてもいいかもしれません。
おすすめオーディオインターフェース5選
ここからは初心者でも比較的簡単に使いこなせるおすすめオーディオインターフェースを5つほどご紹介していこうと思います。
ランキング順ではなく執筆者の僕が純粋におすすめしたいオーディオインターフェースをできる機能などを交えてご紹介していきます。
YAMAHA AG03 MK2,AG06 MK2
まずはオーディオインターフェースといえばこれでしょ!とも言える機種のYAMAHA AG03とAG06。特にネット配信に向いており、エフェクトボタンやコンプレッサーボタン、AUXの入力端子などが搭載されています。
エフェクトボタンには好きな機能を割り当てておくことができ空間系エフェクトやボイスチェンジャーなどをPC上ではなく実機で物理的にオンオフをコントロールすることができます。
コンプレッサー機能は入力された音声のボリュームをある程度均等にして出力してくれるので、突発的に大きい声を出しても音声が割れにくくなります。
AUX端子は音楽プレーヤーやスマートフォンを接続しておくことで配信や通話中のBGMとして使用することができます。
AG03とAX06の違いはチャンネルの数にあり、AG03は2チャンネル、AG06は4チャンネルあります。AG06の場合4チャンネルのうち一つはAUX端子と似た役割の端子なので実質3チャンネルになります。
(別売りの電源アダプターを使用すればiPhoneやiPadで使用することもできます。)
※現在は後継機のAG03/06 mk2が販売されています!↓
FORCUSRITE Scarlettシリーズ
FORCUSRITEのインターフェースは様々な種類があり、今回はScarlettシリーズのSolo,2i2,4i4,8i6,18i8の5機種をご紹介します。
筐体は非常にコンパクトで赤いデザインが個性的なスカーレットシリーズ。
値段もリーズナブルな上にプリアンプも搭載されているため音の劣化も少なくとてもコスパが良い製品になっています。
低遅延に特化した回路設計にこだわっており、プラグインやDAWソフトが多く付属している為これから音楽制作に手を出したい方のスターターキットに向いています。
付属のケーブルがUSB-CケーブルなのでiPadなどと接続したい場合に変換などが必要なく、スマートに接続できます。
またグレードによって使える機能が細かく変わってくるのでコスパ良く自分に合った機種を選ぶこともできます。
※細かくて見にくい場合は上の表をクリックまたはタップすると拡大表示できます
STEINBERG UR22C
スタインバーグもかなり有名なブランドで昔から利用者が多いシリーズですが、その中でもおすすめしたいのはUR22Cという機種。
UR22mkIIというモデルの後継機種でど定番中のど定番に当たる機種です。
オーディオインターフェースに必要な機能は全て揃っており、これを買っておけば間違いないとも言えるような製品ですが、旧モデルとの変化は新たに端子はUSB 3.0(Type-C)に対応しより遅延がなくハイスピードなデータ通信が期待できます。
また無遅延でのモニタリング環境やDSPエフェクトが施されており音の劣化も抑えてくれます。
MOTU M2 M4
こちらはモツというブランドが出しているオーディオインターフェースのシリーズです。
音声の入力レベルをインターフェース本体で確認することができガジェット好きにはたまらない見た目になっています。
見た目に限らず中身も高性能になっており数十万円クラスのインターフェースに搭載されるDACを惜しみなく採用されており音質も非常にいいものになっています。
PCとの接続にはUSB-Cケーブルが採用されており限りなく遅延の少ない通信を実現します。
M2とM4の違いは入力の数とLINE OUTの有無のみで他の機能は同じです。
BEHRINGER UMシリーズ
安さでいえば有名なベリンガー。ベリンガーはミキサーが有名ですがオーディオインターフェースも出しています。安いからと言って機能が劣るわけではなく、最低限の機能だけを搭載することによってコスパの良さを発揮しています。
最廉価モデルのUM2でもスピーカーアウトがRCAしかないものの入力は2チャンネルありしっかりPHANTOMボタンも搭載されています。
あまり予算をかけられず最低限の機能だけでいいという方や見た目にはそこまで拘らない方にはおすすめかもしれませんね!
まとめ
最後まで閲覧いただきありがとうございます。
音楽制作やゲーム内のボイチャなどには欠かせないオーディオインターフェース。
正直パッと見るとどれも似たような機能をしているようにも見えますが、よく見てみると結構違いがあったりします。
今回ご紹介した5つ以外にも様々な価格帯の製品が販売されていますのでご自身の予算と相談して購入されることをお勧めします!
このほかにもDTMに関する記事をいくつか投稿していますのでぜひご覧ください!
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