こんににちは、みずまるです。
この記事では自宅で使用できるコンパクトサイズのベース用アンプをご紹介していきます。
自宅用アンプを選ぶときに注意すべき点
Amazonやサウンドハウスなどでベースアンプやギターアンプを検索するとたくさん出てきて正直どれを選べば正解なのかわかりにくいですよね。
そんなときに注意すべき点は以下の通り
・自宅で出せる音量
・自分が欲しいつまみや端子が備わっているか
・コンセントタイプか電池駆動か
この4点さえしっかり押さえておけば買って後悔することはだいぶ少ないはず。
ギターアンプとベースアンプの違い
ギターアンプとベースアンプの違いは様々ありますが、1番大きな違いは搭載されているスピーカーにあります。
アンプには中に音を出すためのスピーカーユニットというものが搭載されています。
ご存じの通りギターは和音を押さえてコードを鳴らしたり曲のメロディーを奏でたりする楽器なので、中音域から高音域の音が鳴ります。
それに代わってベースは名前の通り曲のベース部分(低音域)を賄う楽器なのでかなり低い音域が鳴ります。音を可視化するとこんな感じ↓
チューニングやピッチシフター等のエフェクターを使用した場合はこの例に当てはまらないこともありますが、画像で見て分かる通りそれぞれ出ている音の周波数が全然違います。
つまりギターアンプやベースアンプはそれぞれの楽器の特性にあった音を出すために専用設計されているので、ちゃんと用途に合ったアンプを選ぶ必要があるのです。
ギターアンプにベースを繋げたら音は出ないの?
正直音は出ます。しかし本来出したい音の周波数とアンプから出る音の周波数が一致していないためベースをギターアンプに接続すると低音がすっぽり抜けた軽い音がなってしまいます。
逆も然り、ギターをベースアンプに繋げると高音域がバッサリカットされた低音がモゴモゴいってる音が出てしまいます。
自宅で出せる音量を把握しよう
音楽スタジオにあるようなアンプはドラムの生音に負けないぐらいのでかい音が出ますが、自宅やストリートライブ、バーなどそこまで音量を必要としない場面ではその環境にあったサイズ感のアンプも存在します。
そこで特に注意したいのが自宅で使用したい場合。
メーカーが「自宅での練習に最適!」と謳っていても全ての家庭で使えるかと言ったらそうとは限りません。
アパートや集合住宅の場合
アパートや団地などの集合住宅に住んでいる場合、音量によっては近所迷惑になってしまうことがあります。
一軒家でも注意しないといけない
一軒家でも家の造りによっては注意しないといけません。
鉄筋コンクリートの場合はそこまで気にしなくても大丈夫ですが、木造や軽量鉄骨などの場合は特に注意しないといけません。
木造や軽量鉄骨はシンプルに壁が薄く、遮音性があまりないということから響きやすいという欠点もありますが、それ以外も家自体が箱鳴りしてしまう可能性があるということです。
これはどういうことかというと、アコースティックギターをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
アコギはエレキギターと違い、本体の箱の部分に弾いた時の音を共鳴させて音を大きくさせているのですが、それが家自体で起きてしまう可能性があるのです。
特にベースは低音がかなり強く出る楽器なので、家の作りが薄いとアンプを床に直置きした場合音が床に伝わり音が漏れやすくなってしまうことがあります。
以上の点から自宅用でもあまり大きいアンプを選んでしまうと結果的に使えないということが起きてしまうので、自宅で出せる音量にあったサイズのアンプを選ぶことが重要です。
自分が欲しいつまみや端子が備わっているか
アンプにはVolume Gain EQの他にもエフェクターやチューナー機能が内蔵されているモデルもあります。
他にもAUXにスマホなどを繋げて音楽を聴きながら練習したり、イヤホンを繋げて練習することもできるアンプもあり、自分が欲しい機能が備わっているかどうかも重要です。
電源駆動か電池駆動か
家でのみ使用する場合はそこまで問題ありませんが、外に持ち出して使用する予定がある方は電池駆動のアンプも視野に入れた方がいいかもしれません。
しかし電池駆動の音楽機材は消費が激しい上に電池残量が少なくなると動作が不安定になるので、どうしても電源がないところで使うしかないという場合以外はあまりお勧めしません。
自宅で使えるベースアンプ7選
ここからは自宅でも使えるちょうどいいサイズ感のベースアンプをご紹介していきます。
ORANGE CRUSH BASS 25
オレンジ色の可愛らしい筐体がおしゃれなORANGEのベースアンプです。
オレンジのアンプは適度な歪み感が特徴的で昨今有名な邦ロックにマッチした音が出ます。
端子等もかなり充実しており、小型アンプでも劣ることのないスペックになっています。
HARTKE HD15
HARTKE(ハートキー)のベースアンプは温かみのある低音と抜けの良い中音域が特徴的で、スタジオやライブハウスに置いてあるところも多く家でも近い音で練習したい方にはお勧めです。
つまみはボリュームと3Band EQのみなので初心者の方でも気軽に使いこなせそう。
VOX Pathfinder Bass 10
こちらはVOX(ヴォックス)のパスファインダーというベースアンプです。
デザインもレトロチックで可愛らしく、通常サイズをそのまま小さくしたような見た目なのでミニチュアが好きな方にとっては刺さるモデルかもしれませんね!
FENDER RUMBLE 15 V3
こちらは言わずと知れた有名ブランド、フェンダーのベースアンプです。
フェンダーはベースアンプのイメージがあまりありませんが、小型のモデルからライブハウスで使えるような大きいサイズまで幅広いモデルがラインナップされています。
フェンダーアンプならではのロゴとシルバーのデザインは非常に惹かれますよね!
BLACKSTAR FLY3 BASS Mini Amp
こちらのアンプは非常に小柄ながらベースに欲しい機能がたくさん搭載されているモデルです。
限定ではありますが、ブルー、グリーン、ピンク、イエローのカラーバリエーションもありビビットなデザインが好きな方にもお勧めできます。
持ち歩く人にかなりお勧め!BOSS CUBE street 2
こちらはBOSSから販売されている路上ライブ向けアンプです。
名目はギターアンプとして販売されていますが、ベースの音も出すことができます。
少し値段は張りますが、つまみ類が非常に充実しており自宅使用でもスタジオでも不満なく使用できます。
自宅で音すら出すのが厳しい方におすすめ! amPlug2 Bass
こちらは自宅で音すら出すのも厳しい方向けの製品です。
楽器のシールドを指す部分に本体を接続してそこからイヤホンの音を流せるシステムようになっており間にエフェクターなどをかますのは少し厳しいですが、気軽に練習できるのがお勧めです。
リズムマシンが中に搭載されているので基礎練なども気軽にできます。
BlackstarとVOXの2種類から選ぶことができます。
今回は以上です!
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