こんにちは、みずまるです。
M1チップが搭載されたMacBook AirとProは2020年11月17日に発売されて、現在約3年が経とうとしています。
筆者は2021年7月末に購入し、家では周辺機器を繋ぎまくってデスクトップとして使用し外では本体だけを持ち出すような使い方をしているのですが、正直そろそろ限界を感じてきています。
正直そんな負荷かけたらノートパソコンが可哀想だろ!となるような使い方をしまくっているというのもありますが、そろそろ買い替えを検討してもいいのかなと思う節がちょいちょいあるのでこの記事ではM1 MacBook Airが限界だと感じる点と買い替えをお勧めする理由についてまとめようと思います。
この記事はどんな人におすすめ?
・中古のM1チップ搭載Macの購入を検討している
・現在M1チップ搭載Macを使っていて、他のモデルの購入を検討している
・M1チップ搭載Macはどこまでの負荷なら耐えられるのか知りたい
筆者のM1 MacBook Airの使い方
初っ端から自分語りなんですけど、普段の僕のMacBook Airの使い方をご紹介します。
※明らかにノートブックでやるような使い方ではないのでお勧めしません。
その1 DisplayLinkで画面を2枚出力
M1 MBAをメインマシンにする前はWindowsの自作パソコンを使ったいたのですが、色々あって作曲でLogicを使わないといけなくなってしまったのでパーツを売り払ったお金でMBAに乗り換えました。
基本的に筆者の場合画面が2枚か3枚ないと不便に感じてしまうタイプなのでハブを介して画面を出力しようとしたんですけど、M1とM2は仕様でMacBook Air/Proの場合1枚しか出力できないのでDisplayLinkという機能を搭載したドッキングステーションを介して2枚で運用しています。
Apple独自のCPUは低消費電力でより強いパワーを発揮するような作りになっているので、そもそもM1 M2は多画面出力をする想定で作られていません。DisplayLink搭載のハブを使えば何枚でも出力自体はできるものの、その分パフォーマンスは落ちるのであまりお勧めしません。
その2 Logicで作曲とアンプ代わり
その1の項目とも被るんですけど、昔バンドマンだった時にLogicで作曲をしていました。
まあもうバンドマンはやってないので作曲はしておらず、Logicのアンプシミュレーターを使って趣味程度にギターやベースを弾いたりしています。
そんでたまに音作りがうまくいくと下のリンクみたいな記事を書いたりもしています。
その3 ブログの執筆
正直僕のMBAの使用目的は8割ぐらいこれです。
サイトの作成から記事の執筆まで全てM1 MacBook Airで行っていて、メインモニターをスプリットビューで2分割して右側で記事の執筆、左で調べ物をするのが僕なりの使い方です。
その4 Photoshopで画像作成
Photoshopもめちゃくちゃ使っています。
ブログのアイキャッチや記事内に挿入している画像はもちろん、仕事で使う資料なども作っています。
Adobeのソフトを使っている人でPhotoshopだけを契約している人はあまりいないと思うんですけど、僕は単体で契約して元を取る勢いで使い散らかしています。
ただ、Photoshopは画像作成ソフトとはいえどレイヤーを多用しまくるとちょっとM1チップでは厳しいところがあります。
もしかしたらメモリを8GBではなく16GBにしていればいくらかマシだったかもしれませんが、上のスクショのようなグリッチを手作業で作り全部のレイヤーを全て選択して動かそうとすると結構カクカクしてしまいます。
M1 チップが限界だと感じる原因
ここで約3年間M1 MBAを使い続けてきてなぜ限界に感じてしまうのかを考えてみました。
正直パソコンの寿命というわけではない
正直こんなタイトルを挙げて記事を書いておいてアレなんですけど、発売から3年経ったとはいえどM1チップは別に限界ではありません。
今時のパソコンはそれなりに良い作りをしているので3年ぐらいじゃダメにならないんですよね。
じゃあなんでそれでも限界に感じてしまうのかというと、ここ数年でパソコンでできることやクオリティが上がりすぎてそれに性能が追いついていないからだと思うんです。
ソフトのアップデートがすごい
最近ではAIの技術も発達してきて、僕が使っているPhotoshopでもAIを使って画像を生成したり、時代が進化すると共にパソコンの負荷がめちゃくちゃかかるようなアップデートが頻繁に行われています。
それに合わせてパソコンのメーカーは毎年技術の進化に見合ったスペックのデバイスを発売しているわけなので、必然的に時代が進むにつれてパソコンがそれに追いつかなくなるという現象が発生するんですよね。
こんな人はパソコンの買い替えを検討した方がいい!
ということで僕なりに「君のM1 Macはもう乗り換えた方が良いじゃない?」と言いたくなる人はどんな人なのかを考えてみました。
映像作成、動画編集、イラスト作成をする人
最近ではYoutubeに動画投稿をしたり、PCで液タブなどを使用してイラストを描いたりする人がすごい増えてきましたよね。
動画投稿をしていなくても副業で動画編集をしたり何かとYoutubeに関連することをしている人って結構いると思うんですけど、その人の中でM1搭載Macを使っている人は早急に乗り換えた方がいいと思います。
動画編集で使うPremiere ProやFinal Cut ProなどのソフトはパソコンのGPUと呼ばれるグラフィック(映像)処理をメインに補っているパーツをフルで稼働させて使用するのですが、より高いクオリティをこれから求めていくのであればApple siliconのチップの名前の後にProやMaxの表記があるCPUを積んだモデルに乗り換えた方がいいと思います。
個人的にはMac自体にそこまでこだわりがないのであればデスクトップ型のPCに乗り換えることをお勧めします。
デスクトップ型のPCは一部を除いて全てのパーツを交換することができるので、「自分のパソコン、この部分もうちょっと強化したいなあ」と思った時に別のパーツと交換してスペックアップさせることも可能です。
Google Chromeのタブをたくさん開いて使う人
パソコンで何かを検索するときにEdgeやSfariなどのブラウザソフトを使用すると思うのですが、Google Chromeをメインで使っている人は買い替えを視野に入れてもいいかもしれません。
仕事でGoogle Chromeを使用し、オンライン上で作業する人やChrome上でタブを何枚も開いて調べ物をする人は特に。
Google Chromeは実はメモリ&CPU爆食いモンスターとして有名で、タブを開きすぎるとわかりやすくパソコンがカクカクし始めます。
最近では使用していないタブで確保されているメモリーを開放してくれる機能も追加されましたが、それでもメモリ8GBのM1 Macだと使用率は常に30%以上に張り付いてしまいます。
今はそこまでストレスなく使えていても近々ボロが出始める可能性も無きにしも非ずなので、買取価格もそこまで落ちない今がちょうどいいかい替え時なのかもしれませんね。
クラムシェルモード等でデスクトップPCのような使い方をする人
俗にいう冒頭でご紹介した僕みたいな使い方をしている人のことを言います。
クラムシェルモードというのはMacBookの端子からモニターマウスキーボードなどを接続し、本体の画面やキーボードは使用せずに中身だけを使用するデスクトップPCのような使い方を指すのですが、見た目はデスクトップPCのように見えますがパソコンの中身はM1 MacBookなのであまりフル稼働させすぎるのには不向きです。
そもそもM1チップは画面出力枚数に制限がかかっていたりと少ない消費電力でパワーを発揮するようなシステムになっているのでデスクトップPCのように使いこなすのにはちょっと無理があります。
家ではクラムシェルモードで作業し、外出時はケーブルを外してMacBookを持ち出すような使い方をしたい方はM1/2 Pro/Maxが搭載されたMacBookを購入することをお勧めします。
これから中古のM1 Macを買おうとしている人はどうすべきか
では逆にこれから中古のM1チップが搭載されたMacBook Air Pro Mac miniの購入を検討している人側について考えてみようと思います。
ネットサーフィン程度であれば全く問題ない
先ほどGoogle Chromeを使っている人はどうのこうのみたいな話をしましたが、日常で娯楽程度にネットサーフィンをするのであれば特に問題ありません。
YoutubeやNetflixなどを鑑賞したり、音楽を聴いたりなどその程度でしか使用しないのであればまだまだ現役で使用できます。
YouTubeの動画の画質が4kが主流とかになってきたらちょっと厳しいかも。
仕事等でofficeしか使わないのであればまだまだ現役
仕事上でWordやExcelなどしか使用しないのであれば、これもまだまだ現役です。
田舎の電気屋さんで情弱を罠に落とすような物理的にも動作的にも重たいWondowsノートパソコンに買い替えてしまうよりかは、M1 Macを買った方が値段的にも物理的にも動作的にもステータス的にも好都合です。
ほら、Macってかっこいいし。
結局それに尽きるよね。
M1 MacBook Air/Proを使う上での注意点
最後に番外編としてM1チップが搭載されたMacbookを使用する上での注意点をいくつかまとめてみました。
M1 M2チップは画面が一枚までしか出力できない
iPadを使って画面を拡張できる
M1/M2チップのMacBookは画面が一枚までしか拡張できないというのはこの記事で何回も触れていますが、iPadを持っていれば特に難しい設定もなくiPadを3枚目のディスプレイにすることができます。
対応しているモデルでないとこの機能は使えませんが、家以外でもMacBookにもう一枚画面が欲しい時なんかにも重宝します。
ぜひ下の記事も参考にしてみてください!
DisplayLink機能を搭載したハブを使えば何枚でも拡張できる
こちらはiPadを使わずに画面を多画面出力したい方向けの豆知識。
ドッキングステーションと呼ばれるUSBハブの強化版みたいなものにDisplayLinkという機能がついたものを使えばパソコン側の仕様関係なく何枚でも画面を出力することができます。
さらに映像を出力する際の処理をパソコン側ではなくドッキングステーション側でやってくれるのでそこまで負荷もかかりません。
ただ、これも何度も言うようにM1Macにも負荷がかかってしまうのであまり何枚も出力させまくるのはお勧めしません。
安いUSB-Cハブは絶対使わない方がいい
これは結構マジのやつ。
M1/M2のMacBookは側面の端子がUSB-C2発しかないので色々刺したい人にとってはUSBハブが必須だと思うんですけど、、聞いたことも無いようなメーカーのUSBハブを使用するのは絶対にやめましょう。端的に言えばぶっ壊れます。修理も効かなくなります。
理屈を言えばハブ内のサージ機能が効かずに過電流でパソコンがやられてしまうと言うことなのですが、何のことやらさっぱりやぁという方は下の二つの記事で解説しているのでこちらもぜひ。
MacでDiscordを使う人は音声関連が若干厄介
Macを普段から使っている人は何となく知っているかもしれませんが、Macintoshのパソコンはどれも音声周りが結構厄介です。
QuickTimeやOBSで画面収録をすると音声が入らなかったり、Lineなどのビデオ通話時に画面共有をした時も相手に音声を送ることができません。
ですがDiscordの場合は最近画面共有時にシステム音声を相手に送ることができるようになる機能が実装されました。
お困りの方は以下の記事を参考にしてみてください!
今回は以上です!
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