こんにちは、みずまるです。
みなさんが普段使っている検索エンジン。GoogleだったりYahoo!だったりBingだったり様々なものがありますが、先日何気なくX(旧:Twitter)を見ていたら何やら気になるポストを発見しました。
Xをよく見る方ならタイムラインで見かけたことがあるアカウントかもしれませんね!
このツイートを見てみるとどうやらGoogleで「出口」と検索するとYahoo! JAPANのメインページが一番目にヒットするらしいということで実際に筆者もやってみました。
まじやんけ。
仕組みが気になったのでこの記事では検索エンジンで「出口」と検索するとYahoo! JAPANがヒットする理由について解説していこうと思います!
検索エンジンで「出口」と検索するとどのサイトでもYahoo! JAPANのメインページがヒットする理由。
Googleで出口と検索するとYahoo! JAPANのメインページがヒットする理由はあのサイトが原因
単刀直入に言ってしまえば原因はみんなが夜な夜な見ているあのサイトが原因なのです。
他人には見せられないような如何わしいサイトに入るとき、「あなたは18歳以上ですか?はいorいいえ」みたいな画面がサイトに出ると思うんですけど、その「いいえ」が「出口(Yahooのトップページが開きます)」になっているサイトもありますよね。
その「出口」の文字の部分にハイパーリンクというものが仕組まれていてそこを押すことでYahooのページに飛ぶようになっています。
ハイパーリンクというのはページ内の文章自体にリンクが埋め込まれているものを指します。
みずまるブログ ←こういうやつ
如何わしいサイトの場合は「出口(Yahoo! JAPANのトップページへ移動します)」みたいな感じになっていると思います。
この「出口」の部分にYahooのリンクが埋め込まれていることが多いことで検索エンジンが誤解してしまい、出口の検索結果にYahoo JAPANがヒットしてしまうのです。
ハイパーリンクが原因な理由とその仕組みについて
では、なぜ「出口」の部分にYahoo! JAPANのリンクを埋め込むことで「出口」の検索結果に出てきてしまうのかを解説してみようと思います。
ここからはちょっとコアな話をします。
最近の検索エンジンにはクローラーというweb上に公開されているサイトを徘徊して内部リンクと外部リンクでつながっているwebサイトの情報をデータベースに記憶させるAIのようなものがあります。
簡単に言えばGoogleのロボットがいろんなサイトを飛び回って「このページはこんなジャンルのコンテンツを書いていて、こんなリンクを乗せているのか~」「じゃあこういう文言で検索した人にマッチしそうだから検索結果の○番目に表示させとくか~」みたいなことをやってくれています。
ネットで記事を書くクリエイターさんは文章の構成やリンクの配置を工夫していかにして閲覧者さんたちが見やすいページになるかを工夫しているのですが、その中で商品やサービスを購入してもらうためだったり別のサイトをおすすめするために今見ているサイトとは別のサイトのURL(リンクを)乗せることがあります。
なぜページにリンクを乗せるのかというと、上記のとおりに商品やサービスを購入してもらうためというのが第一前提ですが、その次にクローラーに「このページは○○という商品を紹介しているページですよ~」と教えてあげるためでもあるのです。
ただそのリンクを乗せる場合にも魅せ方の種類があって、仮にNintendo Switchを紹介するページを貴方が読んでいたとします。
その記事内でAmazonの商品ページに飛べるところがあったとして以下の二択があったらみなさんはどちらが見やすいですか?
Switchの購入ページはこちら!
Switchを購入する
どちらも飛ぶページは同じですがオレンジで囲ってボタンっぽくしてあるほうが丁寧でわかりやすいような気がしますよね。
こんな感じでただURLを乗せるだけでなく、文字にURLを埋め込んだりボタンにURLを仕込ませたりすることが多いんです。
話がちょっと脱線しましたが、じゃあなんでURLの埋め込みやハイパーリンクが原因になってしまうのかということなんですけど、先程も話したように仮に出口の文字にYahoo! JAPANのURLを仕込ませたハイパーリンクをページに乗せたとすると
出口
(Yahoo! JAPANのトップーページに移ります。)
こうなりますよね。
ただ、このような表記をしたページが多すぎるとクローラーが「出口」というワードとYahooのトップーページが関連性が高いと誤解してしまうので必然的に検索エンジンで出口と検索するとYahoo! JAPANがヒットしてしまうのです。
ちなみに「いいえ」と検索しても5番目にYahoo! JAPANがヒットするよ
ハイパーリンクの上手な使い方
ハイパーリンクってイメージだと
〇〇の購入はこちら
〇〇の申込みはこちら
〇〇の続きを読む
みたいなのをよく見ると思うんですけど、これだとクローラーに「こちら」や「読む」という文字にURLが関連づいているものと認識されてしまい肝心な紹介したいコンテンツと紐づいてくれません。
ですのでクローラーに良い記事と認識してもらうには
〇〇は□□販売店や✕✕商店で購入できて…
〇〇の申込みは□月✕日までで…
○○の詳細はこの下に記載されているので…
みたいな使い方をしてみるといいかもしれません!ご参考までに!
今回は以上です!
コメント